左よありがとう

 Twitter大好きな某オーナーのツイートが流れてきて、私は初めて左海誠二の訃報を知った。SNSの拡散力が無ければもう暫くは耳に入らなかっただろう。感謝というか知りたくなかったというか。

 

 平成後期の浦和競馬に足繁く通った私からすれば、浦和競馬とは左海誠二であり、この男を如何にして御すかに頭を悩ませたものである。

 

 年月とは怖いもので、「左」が蹂躪していた浦和は今や珍しいものになったし、TwitterはXになり、なんなら「ツイート」ではなく「ポスト」と言うらしい。時代に合わせて生きるのが出来るのが人間なんだろうが、当時から「浦和競馬が私に合わせろ」のスタンスを敷いていた私には厳しさを感じるし、今回の知らせは何か、本当に1つの時代が終わった感じがしてならない。

 

 Xを開いてみたら、ザキシュンが「左海誠二さんとの楽しい思い出を呟いて」みたいな事を言ってた。大変良い事だとは思うが、「左」はどちらかというとヒール役で、実は良い思い出は大してないんだ。ゴメンよザキシュン。

 

 そんな訳で、長文&駄文でザキシュンの意にそぐわないので、ブログに吐いて追悼とさせて頂く。

 

 心よりご冥福をお祈り致します。