第四話~競馬民シャウト論

お久しぶりです。「あんま書く気しないなぁー」とか思ってたらかなり間隔が開いてしまいました。休養明けですので、お手柔らかに。
さてTwitterで言った通り、テーマは「競馬民シャウト論」です。「そもそもシャウトってなんぞや?」なんて思ってるそこの貴方。大丈夫です、このブログを読んだ後はきっとシャウト民の一員になっているはず。布教は大事。

○シャウト民って??
競馬場に足を運んだ事がある人はわかると思います。簡潔に言うと「主にレース終盤、直線やゴール前で叫んでる人」の事です。…文に起こすと変人ですね。ですが考えてみて下さい。広大な空間でひた走る自分の◎。これを応援する気持ちを表したい時…。ジョッキー、馬に何とか伝えたいと思った時…。大声が出てしまうのは自然な事。感情の高ぶりを抑えなくていい環境(節度は守りましょうね)でこれを我慢する事こそ悪手。存分にシャウトしても良いではないか!!…というのが私の持論です。

○シャウトにも種類が…
さて一口にシャウトと言っても、幾つかの種類があります(民族の違い)。代表的なものを紹介しましょう。
・ジョッキーの名前で叫ぶ
最も一般的なシャウト民ですね。私もこれに属しています。恐らく後述の「馬名で叫ぶ」や「番号で叫ぶ」より発音しやすく、力も込めやすいのかと思います。◎を打った馬券の軸馬や、単純に応援してる馬に乗るジョッキーの名前を叫びます。これの亜種ですがそもそもジョッキー自体を応援してる人もいますね。言いやすいように「柴田大知」なら「大知ー!!」「福永祐一」なら「いっくん!!」や「祐一!」など思い思いに略して叫ぶ場合が多いです。

・馬名で叫ぶ
次に数が多いのがこれ。◎を打った軸馬、または単純に応援してる馬の名前を叫びます。あまり略称を用いる人は少ない印象です。特徴として、大レースになればなるほど数が増えます。G1クラスにもなると馬自体にファンがついてきますし、自然と馬名派も増えるのでしょう。私が印象に残ってるのはルージュバックが勝った毎日王冠。共に叩き合いの熱戦を繰り広げたアンビシャスを応援するシャウト民で凄まじいシャウト合戦が繰り広げられていました(因みに私はアンビシャス派に加わりましたが敗北)。

・馬番号で叫ぶ
前述の2つに比べると数は少ないものの、オールドファンに多い印象です。買い目が複雑で馬名やジョッキー名だと叫びづらい場合などに、主に応援したい馬の番号を叫びます。また単に思い入れのある馬やジョッキーがいない人、競馬初心者だけどとりあえず叫びたい人などに多いですね。

挙げた3つが代表的な例ですが、これ以外にも「調教師名で叫ぶ」「馬主名で叫ぶ」などかなりマニアックな人も存在するようです…。奥が深い。

○結局なんて叫べばいいの??
「じゃあなんて叫ぶのがいいのさ?」となったそこの貴方。もうシャウト民の仲間入りです。そしてシャウトの方法に正解はありません。自分が思うように叫べば良いのです。…ただこれでは布教にならない。1つの参考例として私のおすすめシャウト法を書いておきます。

簡単に書くと…
・応援する馬か、ジョッキーが乗る馬の単勝を買う
・4角~直線にかけて馬名かジョッキー名を叫びながら応援

これだけ!簡単ですね。因みに単勝に縛っている理由は、単勝が一番応援してる時に力が入り、感動も大きいからです。懸命に応援した馬が先頭でゴール板を駆け抜けた時の感動。これが競馬の醍醐味。私はそう思います。シャウトはきっと、その醍醐味を更に高めてくれます。
ここで1つだけ注意点です。

「シャウトはヤジではなく応援」

当たり前ですが、大事な事です。肝に命じて気持ち良くシャウトしてください。

○ここまで読んだけど、なんか恥ずかしくて叫びづらい…

そんな貴方の為に、最後にテンプレートを書いておきます。これで他の新米シャウト民に差をつけろ!!

・そのままぁぁぁぁ!!!!!
・差せ!差せ!!差せぇぇぇぇ!!!!
・残せぇぇぇ!!!
・祐一!!外回していいから!!!外!!!
・四位さぁぁあんんブン回し過ぎだよぉぉ!!
・ノリちゃんポツンだけは!!ポツンだけは!!!
・楢崎それ4だよ!!それ4だよぉぉぉ!!
・大知さん早いって!まだ3角だって!!!
・文男さんかませぇ!!踊れぇ!!!
・ジュキヤなんか突っ込んでこい!!!!!
ヨシトミーーー!!!!!!!!!!